気仙沼市立病院

総合患者支援センター

院長あいさつ

 平素、気仙沼市立病院の運営につきましては、並々ならぬご協力、ご支援を賜り感謝申し上げます。

 平成22年4月に「地域医療連携室」を設置し、市民の皆様方、気仙沼医師会の先生方、福祉・介護施設の方々と、「顔が見える関係」を築きながら地域医療連携の推進を図ることができましたことは望外の喜びとするところです。近年におきましては、人口減少・高齢化の進展に伴う医療ニーズの変化が進行しており、患者さんの病後の療養を支援していくことの重要性がますます高まっていると感じられます。

 これまで「地域医療連携室」では、紹介患者の受け入れや他院への紹介、病後の退院支援に力を入れてまいりましたが、最近では入院早期に始まる退院支援、地域の医療・介護施設との更なる連携、がん相談をはじめとする医療相談の増加、紹介・逆紹介・他院へのセカンドオピニオン調整などの支援機会の増加等がみられ、より包括的に患者さんを支援していくことが必要になってきました。そこで令和2年4月1日から、「地域医療連携室」は発展的に解消し、これらの機能を総合的に果たしていく「総合患者支援センター」に生まれ変わることになりました。

 今後とも気仙沼市民の健康と福祉の向上のために気仙沼市立病院をあげて努力してまいる所存でございますので、皆様にはこれからも変わらぬご協力、ご指導、ご鞭撻をお願いいたします。

気仙沼市立病院 院長  横田 憲一