気仙沼市立病院

診療科・部門案内

皮膚・排泄ケア支援室(WOCサポート室)

皮膚・排泄ケア支援室(WOCサポート室)の活動

 人工肛門(ストーマ)外来を立ち上げるために集まったチームで、医師・看護師・事務職員で、2015年から活動が始まりました。WOC(ウォック)とは、Wound(褥瘡や傷)、Ostomy(人工肛門)、Continence(失禁)のアルファベットの頭文字が由来で、それらの問題に対処しています。

 現在は、WOC分野の相談を月に200件ほど患者さんやご家族、医師、看護師から受けており、それぞれの問題を早期に改善・解決するように対応しています。院内では、褥瘡回診やストーマ外来、研修会を行い、他職種と情報を共有し協働しています。また、院外では、患者会や地域の病院・施設の人工肛門や褥瘡についての勉強会などのお手伝いをしています。

 なお、大規模災害時には、人工肛門の方々の支援を早急にできるよう、市と連携をとって備えています。気仙沼地域の皆様に、今後もこれらの活動で《安心》を提供できるよう、ネットワークを広げていきます。

R元年度WOC分野の相談件数
生活の質の維持・向上に努めてまいります!

集計期間:H30年4月~R2年3月
褥瘡有病率、推定発生率は介入により低下傾向です