安全管理室について
気仙沼市立病院とその職員は、医の倫理にもとづき、質の良い医療を提供するとともに、患者さんが安心して医療行為を受けられるよう医療の安全対策に積極的に取り組んでいます。
病院は患者さんの生命・健康が守られるべき場です。しかし、過去には全国各地でいくつかの痛ましい事件が発生し、報道されてきました。これらの事件のほとんどは意図的に起こされたものではなく、いくつかの要因が重なって起こった事象とされています。以来、医療安全の重要性が叫ばれるようになり、盛んに研究され、現在に至るまで学術的かつ実践的に大きく発展してきました。
気仙沼市立病院安全管理部は、過去に起こった事例だけでなく、情報収集により現在の状況を把握し、複数の職種間で問題点を協議・分析し、人間工学や心理学、労働安全の知識も取り入れながら改善点を発信し、その評価を行なっています。患者さんが安心して医療を享受することができ、医療者も安心して診療行為を行えるよう、病院全体にはたらきかけて質向上に貢献していきます。
安全管理室の業務
- 医療安全推進委員会の開催と運営
- インシデントの収集、分析、統計、対策立案及び職員への情報提供
- 医療安全マニュアルの作成、改訂
- 医療安全に係る、ご意見への対応
- 年2回の職員研修会の企画
- 医療安全週間の取り組み
- 情報誌の作成
- 医療事故発生時の関わり
- 安全管理会議の開催
- その他、医療に係る安全の確保、質の向上、環境改善に関すること
気仙沼市立病院の医療安全管理体制の変遷
2000年4月 | 医療安全マニュアルの整備 |
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2001年6月 | 専任リスクマネージャー任命 |
2005年2月 | 安全管理室設置 |
2006年2月 | 安全管理委員会設置 |
2006年7月 | 専従リスクマネージャー任命 |
体制
安全管理室長 | 藤峯 拓哉(麻酔科長) |
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スタッフ | 専従リスクマネージャー(1名) 専任リスクマネージャー(1名) |