気仙沼市立病院

診療科・部門案内

臨床検査室の紹介 細菌検査

細菌検査室

細菌検査では、病気の原因となる病原微生物を見つけ出し、その微生物にどんな抗菌薬が効くかを調べます。
当院で現在行っている内容は次のとおりです。

検査分類 検査の内容
一般細菌検査 患者さんから採取された検体(喀痰、尿、便、膿など)を用い、
感染症の原因と考えられる病原微生物を検出し、決定します。
また、どの抗菌薬が治療に有効かを検査します。
抗酸菌検査 結核菌などの抗酸菌と呼ばれる細菌の検査を行います。
抗酸菌は発育が遅いものが多く培養に時間がかかるため、
培養結果がでるのに1~2カ月かかります。
迅速検査 細菌培養検査と比べて操作が簡便で、所要時間1時間以内で判別が可能な検査です。
当院で実施している迅速検査は以下の項目です。

  • インフルエンザウィルス
  • RSウィルス、ヒトメタニューモウィルス
  • A群溶血レンサ球菌抗原
  • マイコプラズマ抗原・抗体
  • アデノウィルス
  • ロタウィルス
  • ノロウィルス
  • クロストリジウムディフィシル抗原・毒素
  • 尿中肺炎球菌抗原
  • 尿中レジオネラ抗原